ヤマハ発動機(株)から、発売されているNIKENについて、特徴や試作品として作成したNIKEN用のパーツのことを書いていきます。









『Standing NIKEN』制作日誌 #1未来の現実

ヤマハ発動機(株)から、発売されているNIKENというモーターサイクルをご存じでしょうか。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/
LMWテクノロジーという独自の技術を搭載した、フロント2輪のオートバイです。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/lmw/technology/
最大の特徴は、きわめて転びにくい事。
転倒は、体にも財布にも、とてつもなく痛い。
そのつらさは、経験しなければわからない。
幸いなことに、致命傷を負うような怪我や、バイク全損等々はありませんでしたが、
いろんなバイクを乗り回していた私が、オートバイを降りてしまったのも、
それがきっかけの一つでした。

それから時が流れて30年.。
我らのヤマハ発動機がやってくれました。
「LMWテクノロジー」
雨天走行中マンホールのふたに乗り上げた時、あるいは晩秋のツーリング中、コーナー進入時に落ち葉の存在に気が付いた時、このバイクは安心して駆け抜けることができます。

この技術こそ「未来のオートバイだ!」と、私は年甲斐もなくほれ込み、このオートバイに乗るために2年前、とうとうリターンライダーを果たしました。

ところがこのオートバイ、なんと、想像以上に曲者だったのです。
車両重量260㎏以上。
カタログスペックは頭に入っていたものの、まぁ何とかなるだろうと高をくくっていました。
実際には、フロント2輪ゆえに取り回し時の押し引きの抵抗がかなり強く、さらにLMWテクノロジーは走行中の安全性を引き出す技術のためか、立ちごけに関しては普通の2輪車とほとんど変わらないので、重い車重も相まって車庫からの出し入れが一苦労。

もちろん走り出してしまえば、100馬力を超える848㏄のエンジンと、LMWの安心感は、本当に期待通りだったのですが、その一方で停車時にネックとなったのが、シート高。
820mm。(現行車のNIKEN GTは835mm!)
一見、今どき普通のスペックですが、長距離ツーリング向けに乗り心地が良いシートは、車体のボリュームゆえか、かなり幅広仕様でした。

シート高を下げる純正ローダウンリンクキットをもってしても、身長168センチの短足な私にはかなりの難敵だったのです。

車庫の出し入れに伴う転倒と、停車中の立ちごけ。
これが、『Standing NIKEN』の制作へと突入するきっかけだったのです。

ysp yokohamatotsuka channelで、投稿が紹介されました

人気YouTubeチャンネルysp yokohamatotsuka channelにて、「LMW祭」が配信されました。
そのなかで、愛車「standingNIKEN」が紹介されました。
https://youtu.be/0DF03jrispI
37分20秒あたりです。
皆さんLMWを楽しんでいる様子が伝わって大変楽しかったです。
配信ありがとうございました。

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